まだまだ作文の練習が必要ですが、これまでの日本語学習について少し振り返ってみたいと思います。
2021年、コロナ禍のロックダウンで時間に余裕があって、人生で初めて日本のアニメを見てみようと思った。それまで日本の文化には特に興味がなかったのに、そのときは時間つぶしでめちゃくちゃ見ていた。
フィリピンのロックダウンは世界的にも長い方だったので、普通の英語のドラマや映画も含めてかなりの量を見ていた。アニメもよく見ていたので、ついでに日本語も勉強してみようかなと思った。時間を無駄にしているような気がしていたので、これで少しは無駄じゃなくなるだろうと思った。
初歩
何かを始める前に基本的に自分はリサーチをするので、検索した結果、語彙力のためには「Core 2.3k」というフラッシュカードデッキが良いらしく、文法の勉強には「Tae Kim’s Grammar Guide」が良いらしい。両方ともやってみようとしたが、Core 2.3kは少し難しくて途中でやめ、代わりにWanikaniを使った。
1年目はスローペースだったが、毎日欠かさずWanikaniの単語レビューを続けていた。Grammar Guideもなんとか読み終えた。
Wanikaniを1年間続けた結果の統計はこちら:
進歩の始まり
日本語を勉強し始めてから1年後、勉強量はそこまで多くなかったが、なんとなく勉強する習慣は身についていた。
Wanikaniの1年サブスクが切れて、勉強方法を変える必要があったのでまたリサーチをした。自分の調べたところでは「イマージョン」と「Sentence Mining」という勉強方法がもっとも効率的らしい。
この勉強法では、ネイティブ向けのコンテンツを見たり読んだりして、知らない単語を少しずつ覚えていくという仕組みになっている。アプリとしては、「Yomichan」(辞書拡張機能)と「Anki」(フラッシュカードアプリ)を使い始めた。
最初に見たのは好きなアニメの一つ『けいおん!』で、以前は英語字幕付きで見ていたが、今回は日本語だけで見た。
普通の勉強とは全然違う
第一話から見始めたが、キャラクターの話すスピードがすでに速すぎた。しかも知らない単語がたくさんあって、何度も動画を一時停止した。20分ちょっとの一話に1時間以上かかったが、結果的にはかなり勉強になった。
普通のWanikaniのレビューとは違って、今回はリアルな会話を理解しなければならなかったので、日本語をちゃんと理解しようという気持ちになった。
最初はすごく大変だったが、少しずつ慣れてきた。そのほかにも『デスノート』、『シュタインズ・ゲート』、『化物語』など、すでに好きだったアニメをもう一度日本語で見た。
英語で見たときとは少し雰囲気が違った。例えば英語ではあまり感じなかった後輩キャラの敬語が目立ったり、忍野忍の独特な喋り方がとても興味深かった。
日本語学習用のDiscordサーバーにもいくつか参加していた。同じ趣味を持っている人と話したり、ほかの人の努力を見たりして勉強する気を維持するのに助けになった。おすすめなのは「TheMoeWay」と「Refold JP」というサーバーだ。
JLPTにも挑戦するぜ!
もう少し時間がたつと、この勉強法の成果も出てきた。フラッシュカードも何千枚と作って復習し、日本語が少しわかるという自信もついてきた。
勉強2年目の割合はこちら:
- 読書 (オレンジ) - 本、日本語字幕ありの視聴など
- 聴取 (緑) - 字幕なしの視聴
- 勉強 (赤) - 文法の勉強、JLPTの教科書など
- 他 (紫) - ゲーム (パタポン)
2023年12月の日本語能力試験も受けて、なんとか合格できた。ギリギリだったけどw
今に至る
JLPTを受けてから燃え尽きて、しばらく日本語の勉強を休んでいた。今年(2025年)からは勉強を再開したので、Ankiを頑張って続けようとしている。これまではインプット(語彙の習得など)がメインだったので、これからはアウトプットも練習したいと思っている。
実は、このブログもその一部だ。まだ自分だけで書く実力は足りないのでAIの助けを借りて、自分の文を直してもらっている。今後も練習のついでに日本語でポストするかもしれない。読んでくれてありがとう!